ハイイロヤハズカミキリ
本州,四国,九州から沖縄本島にかけて分布します.
伐採されたタケ類に見られます.
太さ1cm前後のものを好むようです.
タケトラやベニは桿肉に穿孔しますが,本種は桿空内から桿肉を食べます.
産卵は節間に咬み傷をつけて,そこに産卵管を差し込み,内側に産み付けます.
このような産卵痕は一本のタケの節間毎に見られますから,一頭の雌が一卵ずつ産み
付けるものと思われます.
春に,このようなタケを割ると一頭しかいません.
たぶん,兄弟の骨肉の争いがあるのでしょう.
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